池袋

今日のワイン

池袋に久しぶりに行った。相変わらず、昼間っから人が多い。ジュンク堂の立ち読み席も満杯。丸ノ内線からグリーン通りに出る地下道は、CANONDoCoMo蒼井優のでっかいポスターがほぼ隣接して貼ってあった。それ以外は、なんとも、いまいちぱっとしない感じの街であった。たとえば、渋谷と比べると、同じ天気でも、池袋はどよんとした感じがする。行き交う人のせいなのか?建物のせいなのか?街にも「気」があるような気がする。

ところで、宮崎あおいより蒼井優に魅力を感じるのはなぜかを考えてみた。
蒼井優には、何とも表現しにくいが、隠れた「毒」を感じる。それは、男を狂わせる「毒」であったり、世の中を渡り歩くのに必要な「毒」であったり。その「毒」は、高校時代の蒼井優の表情には少し垣間見える。「花とアリス」の写真でも、鈴木杏が素直な表情をしているのに対して、蒼井優はどこか斜に構えた笑顔をしている。中学生のころの表情には、悪ガキのようなちょっと意地悪なイメージがある。また、「サンライズホテル」で、10年間、夫にホテルに閉じ込められている女優の役では、そこまでしてしまった夫の気持ちがわかるような、女の妖しさを発散させている。
ここ2年間ぐらいは、清純派、文学少女のようなイメージを打ち出しており、あのころの「毒」を感じさせない。あえてそれを封印しているのかもしれない。それは、前のブログに書いた、蒼井優の土台となるイメージの確立のためかもしれない。
でも、私は、そのイメージから「毒」がはみ出るのを、どこかで期待している。そして、そのような危なさを感じさせるのが、私にとっての蒼井優の魅力であり、宮崎あおいには感じないところである。

その妖しい「毒」を感じる動画を発見。